エルゴノミックシリーズの人気マウスと言えばトラックボールマウスERGO M575。
ERGO M575に限らずトラックボールマウスは画像編集や動画編集など細かい作業に不向き。
トラックボールが苦手な人にオススメなエルゴノミックマウス、LIFT M800が2022年5月18日に発売。
LIFT M800は、MX VERTICALのコンパクトバージョン。
Bluetooth、Logi Boltに対応で最大3台までペアリングが可能。
長時間の使用でも肩や首の負荷を軽減する縦長設計。
手に負荷をかけずにスムーズにマウス移動ができるデザインになっています。
本記事ではロジクール 縦型エルゴノミックマウスLIFT M800のレビューや使用感をご紹介します。
Logicool ERGOシリーズとは?
LIFT M800をご紹介する前にLogicoolのERGOシリーズについてご紹介いたします。
LogicoolのERGOは長時間使用しても、手首や肩への負担を軽減するデザイン。
Logicool ERGOシリーズのマウスはLIFT M800を含めて4種類。
キーボードはERGO K860の1種類
ERGOシリーズ キーボード |
ERGO K860 |
17,050円 |
僕のメインキーボードはERGO K860[
以前はMX KEYS KX800を使用。
KX800もタイピング感やキーの窪みなどタイピングしやすい設計でオシャレなキーボード。
KX800に不満はなかったけどERGO K860の使用感に魅力を感じKX800を使う機会が減少。
[st-kaiwa1]今では、ERGO K860がメインキーボードになっているよ[/st-kaiwa1]
ERGO K860と合わせてトラックボールマウスM575も合わせて使用。
細かい作業が不向きなトラックボールマウスには、僕の使い方には合いませんでした。
今回、LIFT M800の登場でエルゴノミックマウスの選択幅が広がりました。
ERGOシリーズの使用感については下記ページを参考にして見てください。
- 参考
- 長時間パソコン作業の負担を軽減【ロジクール】 ERGOキーボード・マウス
ロジクール ERGO K860 レビュー Macにも対応 長時間の文字入力でも楽チン
【ロジクール】ERGO M575 トラックボールマウス 設定からレビューまで解説
Logicool LIFT M800 スペック
LIFT M800 | |
サイズ(高さ * 幅 * 奥行き ) | 71mm * 70mm * 108mm |
重量 | 125g |
対応OS | mac OS 10.15以降/Windows10、11 |
接続方式 | Bluetooth/LogiBolt |
dpi | 1000dpi |
バッテリー | 単三電池(最大24ヶ月持続) |
カラー | グラファイト/ローズ/ペイルグレー |
保証期間 | 2年 |
- LIFT M800本体
- 単3電池(本体付属)
- Logi Bolt(本体付属)
- 保証書
M500の電池カバーマグネット式
- LogiBoltについて
- Unifyingからセキュリティ性能が向上したLogi Bolt。
一度、Logi Boltとペアリングしたマウス、キーボードは、別のデバイスにLogiBoltを差し替えるだけでペアリングを再設定する必要はありません。
Logi Boltとセットで販売されている製品は、事前にLogiBoltと製品がペアリング済み。
Logi Boltを挿入するだけでBluetooth、Logi Boltの設定が不要になります。
LIFT M800 デザイン
縦型マウスでクリックボタンとスクロールボタンが右横にある特徴的なマウス。
公式ホームページの重量は125gと表記されていますが電池、Logi Boltを装着している重量は131g
持った時の印象は、デザインよりも「軽さ」に驚き。
軽量、コンパクトで持ち運びマウスとしても活用できるサイズ感。
正面から撮影した画像。
自然なポジションで手を添えることができるデザイン。
M800本体右側に操作ボタンが配置されています。
- 右クリック
- 左クリック
- スクロールボタン
- オプションボタン
スクロールボタンとオプションボタンの動作アクションは、Logicool Optionで対応が可能。
※本レビュー記事、作成時にはLIFT M800はLogicool Option未対応のためボタン操作を割り当てられることができません。
本体左側に操作ボタンが2つ。
- ページ進むボタン
- ページ戻るボタン
左側に配置されているボタンもLogicool Optionで動作アクションが変更可能。
後ろ側から撮影したM800。
マウス左側に親指を添える設計で手の負荷もなく自然にM800を握ることができます。
LIFT M800 接続
LIFT M800は3台のデバイスの登録に対応。
- Bluetooth
- LogiBolt
Bluetooth | LogiBolt |
Windows10/11 Mac10.15以降 スマホ タブレット | Windows10/11 Mac10.15以降 |
Logicoolのキーボード、マウスを管理するソフトLogicool OptionsでFLOW機能を設定すれば、デバイス切り替えボタン押さなくてもマウスのカーソルをパソコン画面端に寄せるだけでマウスが自動的に切り替わります。
LIFT M800 ペアリング方法
Bluetooth接続はMac、Windows、スマホ、タブレットのBluetooth接続から可能。
Logicool Optionsからもペアリング可能。
デバイスの追加と削除を選択
Logi BoltはUnifyingワイヤレスは別物
LIFT M800対応ワイヤレスは付属されているLog iBolt。
2022年5月現在、個人向けLogi Bolt対応のキーボード、マウスは下4製品。
下記商品以外は、Unifying接続かBlutoothの対応になります。
[st-cmemo webicon=”st-svg-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]1つのLogi BoltでLogi Bolt対応マウス、キーボードの接続が可能。[/st-cmemo]
Logi Bolt対応機器 | |
マウス | キーボード |
LIFT M800 M650 SIGNATURE POP MOUSE M370 | MX KEYS MINI |
Logi BoltでUnifyingレシーバー対応の機器を接続する事はできません。
LIFT M800をLogi Boltで接続した場合、MX KEYS MINI以外のLogicoolキーボードはUnifying接続かBluetooth接続になります。
LIFT M800 使用感
LIFT M800が軽量のためマウスの移動もスムーズ。
横にあるクリックボタンもマウスを握る感覚でクリック。
スクロールボタンも無理ない指運びで操作する事ができます。
M800も内側ボタンに無理なく親指が置けるデザイン。
ページ送る・戻るボタンは自然な指の動きで操作することができます。
通常のマウスと比較すると変形しているため「使いにくそう」と思われるかもしれませんが5分で慣れました。
Logicool LIFT M800はこんな人におすすめ
- 画像編集動画編集をする人
- 長時間マウス操作をする人
- 外出先用マウスを探している人
- 複数台のパソコンで使用したい人
画像編集や動画編集をする人
画像編集や動画編集など細かい作業する人にはLIFT M800がオススメになります。
Logicoolの人気トラックボールマウスM575を使用してた時に、画像選択やドラッグなど細かい作業には不向きのためM575の使用を諦めました。
LIFT M800は軽量で移動もスムーズ、操作ボタンも無理のない位置に配置。
縦型にデザインされたM800。
手首に負荷がかからないデザインだから通常のマウスよりも繊細なマウス操作が可能。
長時間の操作でも手に負荷がかからない設計
従来のマウスは手首を内側に捻って操作。
手首や肩に負荷がかかる構造でした。
LIFT M800は手首を捻る事なくマウスに手を添えるだけで操作が可能。
親指と人差し指でマウス移動ができ重量だから手首、肩への負担が少ないね
持ち出しマウスとしても最適
総重量131gと軽量マウスだからメイン、外出用としてもオススメ。
M590より30g重いM800。
実際にM800を持った感覚では、30gの重量差は感じません。
横から見るとLIFT M800の高さが際立って見えます。
コンパクトなマウスならM590が最小になります。
LIFT M800 1台で3台までペアリングが可能
LogicoolのLIFT M800は最大3台までのパソコンとペアリングが可能。
複数のパソコンを使い分ける悩みとして、パソコンの台数だけキーボードとマウスが増えてしまう点。
LIFT M800含めLogicoolのマウスキーボードは、複数台のデバイスの登録が可能。
Logicool OptionsのFLOW機能に登録すればデバイス切り替えボタンを押すことなくマウスとキーボードを自動で切り替えることが可能。
Logicoolのマウスとキーボードを導入することでコストとスペースと作業効率がUP。
キーボード、マウスの切り替えボタンを選択しないでデバイスを切り替えられるのはLogicoolだけ。
Logicool Lift M800をおすすめしない人
- LogicoolのキーボードがUnifying接続
- トラックボール派
- マウスボタンで操作したい人
LogicoolのキーボードをUnifying接続している人
Unifying接続しているPC環境でLogicoolキーボードを接続して、LIFT M800を接続するにはBluetooth接続かLogi BoltとUnifyingで接続する必要があります。
2022年5月現在、Logicool個人向けキーボードでLogi Boltに対応しているキーボードはMX KEYS MINIのみ。
LIFT M800 | Logi Bolt対応キーボード | Unifying対応キーボード | |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ |
Logi Bolt | ○ | ○ | × |
Unifying | × | × | ○ |
LIFT M800とUnifying対応のキーボードを接続する場合、USBポートにLogi BoltとUnifyingを挿入するかBluetoothで接続する必要があります。
2022年に発売されている多くのパソコンは、USB-Aポートが未搭載の機種も多くLogi Boltで接続する為にはUSB-HUBが必要になります。
ワイヤレス接続に拘りがなければ、Bluetooth接続がオススメになります。
トラックボール派にはM575がオススメ
トラックボールマウス、光学式マウスも一長一短。
好みが分かれます。
動画編集や画像編集、細かい作業する人は、軽量で自然に操作作できるLIFT M800がオススメ。
マウスをスライドさせる動作が苦手な人はトラックボールマウスがオススメになります。
縦型マウスに違和感を感じる人も
マウスのクリックボタンが横にあるデザインに違和感を感じる人もいるかと考えられます。
僕は、角度があるMX Mastrer3を使用していた為、Lift M800のボタンは抵抗なく操作することができました。
角度のないクリックボタンを使用している人はLIFT M800のボタン位置に最初は苦戦するかもしれません。
光学式マウスからトラックボールマウスに移行するよりもLIFT M800への移行の方がスムーズに使用する事ができた。
ERGO K860と合わせて使用すれば手首の負担も軽減
僕自身、1日に1万文字以上タイピングするヘビーライターのため文字入力の負担を軽減したい悩みがありました。
文字入力ヘビーユーザーにオススメしたいキーボードがERGO K860。
キーボードをERGO K860導入後、手首と肩の負担が軽減。
タイピングの生産性が向上しました。。
ERGO K860と同時挿入したM575は、トラックボールマウスは僕の使い方には合わず(画像編集には不向き)お蔵入り。
LIFT M800とERGO K860は僕の使用用途にあった組み合わせ。
文字入力パワーユーザーの方にERGO K860はオススメ。
マウスは画像編集をされる方は本記事で紹介したLIFT M800。
細かい作業をしないならM575トラックボールマウスがオススメになります。
Logicool LIFT M800レビューまとめ
縦型のデザインで軽量、マウス底面とデスクが接する面が狭いため親指と人差し指の軽い力でマウスが移動できます。
手とマウスのフィット感はM575よりもシックリ握れると感じます。
公式サイトの表示ではLogicoolから縦型マウスはM800とMC VERTICALの2種類。
M800とMX VERTICALの差別化は大きさを訴求しています。
男の僕がM800使ってもコンパクトには感じますが小さいとは感じません。
LogicoolのERGOシリーズがオススメ。