FIlmoraは「使いやすい」「エフェクトが豊富」と高く評価される一方で、ネット上では「Filmoraって危険?」「身に覚えのない請求」といった声も見かけます。
Filmoraは、中国・深圳に本社を構える企業が提供しており、YouTube広告などでもよく見かける信頼性のあるソフトウェアブランドです。
「身に覚えのない請求」があったという声の多くは、年間プランの自動更新や、オプションサービスである「Filmora Creative Assets」の更新を解除し忘れてしまったことによる請求が主な原因となっています。
この記事では、Filmoraの安全性や「怪しい」と言われる理由を解説し、安心して動画編集を始めるために知っておきたいポイントをまとめました。
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Filmora(フィモーラ)とは?基本情報とターゲット層

動画編集とって難しそう…
確かに、動画編集ソフトとして有名な「Premiere Pro」や「DaVinci Resolve」は、導入してから1本の動画を完成させるまでに、操作スキルを身につける時間が必要です。
今回ご紹介するFilmora(フィモーラ)は、直感的な操作で動画編集ができるうえに、プロのようなエフェクトも素材から選ぶだけで簡単に使える、初心者にもやさしい動画編集ソフトです。


世界中のユーザーから高い評価を受けています。
ここでは、Filmoraの基本情報と開発元の企業について、さらに実際にFilmoraを使っているユーザー層について詳しく解説します。
初心者に人気の動画編集ソフト「Filmora」ってどんなソフト?
Filmora(フィモーラ)は、中国・深センに本社を構えるWondershare(ワンダーシェア)社が提供している、主にパソコン向けソフトウェアを開発・提供しているIT企業の製品です。
日本国内には公式サポート窓口があり、日本語での問い合わせにも対応しています。
「中国企業製のソフト」と聞くと不安を感じる方もいるかもしれませんが、YouTube広告への出稿やAmazonでのパッケージ版販売が行われていることから、一定の信頼性を備えた企業と言えるでしょう。
YouTube広告やAmazonでの出品には、いずれも一定の審査基準をクリアする必要があるため、そうした場で長く展開されているという事実は、信頼の裏付けとも言えます。


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どんな人が使っている?利用目的やスキルレベル別に紹介
Filmoraの特徴は、「初心者にやさしい」だけでなく「ビジネス」にも活用できます。
また、Premiere Proのようなプロ用ソフトは敷居が高いと感じるユーザーにとって、「Filmora」は機能・価格・使いやすさのバランスがちょうどいい選択肢です。
「Filmoraは危険」と言われる3つの理由
Filmora(フィモーラ)は初心者でも評価が高い動画編集ソフトでありながら、一部のネット上では「危険」「怪しい」といったネガティブな意見が見られるのも事実です。
ここでは、実際にFilmoraを利用した人の口コミやFilmoraが「危険」と言われる主な4つの理由を深掘りしていきます。
クレジットカードが勝手に更新される?自動課金問題
もっとも多く見られる不満が、クレジットカードによる「自動更新」に関する誤解やトラブルです。
- 年間プランに申し込んだ
- Filmora Creative Assetsを解約していない
Filmoraには「1年間プラン」や「永続ライセンス」など、複数の料金体系が用意されています。
1年間プランを選んだ場合は、契約期間が終了すると自動で更新され、登録したクレジットカードから料金が引き落とされます。
また、初回購入時に「Filmora Creative Assets」の無料体験に申し込むと、体験期間終了後に月額1,999円(税込)が請求される仕組みになっています。
購入時には「買い切りプラン(永続ライセンス)」であるかどうかの確認と、「Creative Assetsの体験に申し込まない」ことを意識することで、予期せぬ請求を防ぐことができます。


重複購入や動作不良などの問題については、購入から30日以内に申請すれば、返金に対応してもらえる場合があります。
一方で、自動更新の解除を忘れてしまった場合の返金対応は難しいことが多いですが、念のためサポートセンターに相談してみることをおすすめします。
返金できない?サポート対応に不満の声
Filmoraに関するトラブルで検索されることの多いキーワードの一つが「返金できない」です。
Filmoraは返金ポリシーについてホームページに表記しております。
- 購入から30日以内の申請
- 重複購入
- 本来の品質を得られない
- 謝ってOS違いを購入した
「買い切りプラン」を購入するつもりだったのに誤って「年間プラン」を選んでしまった場合や、「Mac版」を購入するつもりが「Windows版」を購入してしまった場合などは、返金対応の対象となる可能性があります。
また、ソフトを購入したものの正常に動作しない、技術的な問題で使用できないといったケースも、返金対象として認められることがあります。
「思っていた機能と違った」「なんとなく使いにくい」と感じた場合は、原則として返金対象外とされています。



購入前に無料版をダウンロードして操作感を確認しておくことで、製品とのギャップを事前に把握することができます。
カスタマーサポートの対応について不満の声が聞かれることもありますが、実際には対応も比較的早く、返金ポリシーに該当するケースであれば、速やかに返金手続きを行ってくれます。
しつこいメール・広告配信がある?
Filmoraに課金しなくても無料登録するとメールアドレス宛に「お誘いメール」が送られてきます。


また、YouTubeやGoogleで検索すると、「Filmora」のバナー広告やプロモーション動画を頻繁に目にするようになります。
メールについては営業目的の内容が中心ですが、もし興味がなければFilmoraのアカウント削除で対応できます。


また、ブラウジング中に「Filmora」の広告を見かけるのは、検索エンジンや広告配信システムが、ユーザーの閲覧履歴や興味関心に基づいて広告を表示する仕組みになっているためです。
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実際のところ、Filmoraは危険なの?安全性を検証
Filmoraに限らず、あまり馴染みのないウェブサイトにクレジットカード情報や個人情報を入力することには、一定の不安や抵抗を感じます。
- クレジットカード情報を入れるのが不安
- 個人情報が漏れそう
- 中国企業で大丈夫?
結論から申し上げると、Filmoraは基本的に安全なソフトウェアです。
また、Amazonや楽天でもパッケージ版が販売されていることから、一定の信頼性があると言えるでしょう。
クレジットカードでの支払いに不安がある場合は、Amazon PayやPayPalなどにあらかじめ必要な金額をチャージしておくことで、より安心して決済が行えます。
ここでは、Filmoraの安全性を客観的に確認するための3つの視点から詳しく解説していきます。
公式サイトからダウンロードすれば安全な理由
まず大前提として、Filmoraは「公式サイトから正規にダウンロードすれば、安全に利用できるソフト」です。
Wondershare社の公式サイトは、SSL暗号化通信に対応しており、インストーラーの配布もウイルススキャン済みの認証ファイルを用いて行われています。
URLを確認することでフィッシングサイトや公式サイト以外からのダウンロードを予防できます。
さらに、Filmoraは日本語に完全対応しているため、英語表記や不自然な日本語が表示される場合には、偽サイトの可能性を疑う必要があります。
その際は、公式サイトのURLを確認することで、詐欺サイトなどのリスクを回避することができます。
個人情報について
Filmoraの購入にあたり名前含めて個人情報は入力しません。
- メールアドレス
- クレジットカード情報
- 郵便番号
万が一個人情報が漏れるとすれば、対象となるのはクレジットカード情報のみです。(クレジットカード名義人)


Filmoraの申込み情報から個人が特定される可能性は低いと考えられます。
クレジットカードや支払い情報について
Filmoraの決済方法はクレジットカードとPayPal、GPayに対応しています。
クレジットカードの情報を入力することに、不安を感じる人も少なくありません。
しかし、実際にはクレジットカードで決済しても、不審な請求などはなく安心して利用できます。



こちらは、私がFilmoraをクレジットカードで決済した際のカード明細と、Wondershareの領収書です。


クレジットカード決済に不安を感じる方は電子決済サービスの利用をオススメします。
- Amazon Pay
- GPay
- PayPal
Amazon Payは、必要な金額だけをチャージして利用できるため、過剰に決済される心配がなく安心です。
それでも不安な方には、Amazonで販売されているパッケージ版のFilmoraを購入するのがおすすめです。


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Filmoraのリアルな評判・口コミまとめ
Filmoraを実際に使用したユーザーの口コミや評判を集め、良い面・悪い面の両方から分析していきます。
レビューの中には高評価もあれば、改善を求める声もあります。ここでは、よく見られる意見をカテゴリーごとに整理してご紹介します。
【良い口コミ】初心者でも直感的に使える、エフェクトが豊富
まず、Filmoraが高く評価されている点として最も多く挙げられているのが、「使いやすさ」と「エフェクトやテンプレートの豊富さ」です。
特に動画編集が初めての方からは、
- 直感的に操作できて、説明書を見なくても触っているうちに慣れた。
- ドラッグ&ドロップで簡単に動画をつなげられて気持ちいい。
- テンプレートを使うだけでプロっぽい仕上がりになるのが嬉しい。
また、エフェクトやBGM、トランジション、テキストアニメーションなどが充実している点も好評です。
特にSNS向けのリール動画やYouTubeのオープニング映像など、「映える動画」を素早く作りたい人には最適といえます。
さらに、Filmoraには「インスタントモード」という機能もあり、メディアを追加するだけで「Filmora」が動画を作成してくれます。(WIndows版のみ)
【悪い口コミ】料金体系が分かりにくい、サポートが遅い
一方で、Filmoraに関して「ちょっと不満」と感じているユーザーの声もあります。
その中で目立つのが、料金体系や契約内容に関するわかりにくさです。
- 年間プランを購入して自動更新を気づかずに更新料が課金された
- Filmora Creative Assetsの体験版に気づかず自動更新された
- 「いいと思った」エフェクトが有料
- 自動文字起こしや自動字幕生成にAIクレジットが必要だった
Filmoraの「年間プラン」や「Filmora Creative Assets」は、自動更新が設定されているため、意図しない出費が発生するという声があります。
特に「Filmora Creative Assets」は、申し込み時に「7日間の体験版」が自動的に適用される仕組みになっており、これに気づかないまま体験期間が終了すると、毎月の自動課金が始まってしまう可能性があります。
また、「自動字幕起こし」や「AI画像生成」、「AI文章作成」など、一部の機能を利用するにはAIクレジットが必要となり、追加で料金が発生する点もFilmoraのデメリットです。
SNSやレビューサイトでの総合評価は?
では、Filmoraに対するネット上での「総合的な評価」はどうなのでしょうか?
• 無料版ではウォーターマークが入る点をもっと強調してほしい
Filmoraの平均評価はおおむね3.8〜4.2前後と高めで、特に「初心者向けソフトとしては満足度が高い」という傾向がはっきり出ています。
一方で、プロ向けのソフトに比べて機能の細かさやカスタマイズ性に限界があること、料金周りのUIに改善の余地があることも事実として把握しておくとよいでしょう。
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Filmoraを安全に使うための4つのチェックポイント
Filmoraは基本的に安全なソフトですが、使い方を誤ったり、情報をきちんと確認しないまま利用を開始してしまうと、思わぬトラブルや誤解を招くことがあります。
ここでは、Filmoraを安全・安心に使うために必ず押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
正規サイト・正規ストア以外からはダウンロードしない
まず何より大切なのが、「正規ルートからダウンロードすること」です。
インターネット上には、Filmoraのクラック版(違法コピー)や偽のインストーラーを配布している悪質なサイトが存在します。
ヤフオクやメルカリなどのフリマサイトでもパッケージ版が出品されていますが、これらは正規ルートではないため、サポートや保証の対象外です。
加えて、旧バージョンである可能性が高く、Filmora公式サイトで紹介されている最新機能が使用できないことがあります。
さらに、公式サイト以外からダウンロードされたFilmoraには、マルウェア・ウイルス・スパイウェアが含まれている恐れがあり、個人情報の漏洩やPCの破損といった重大なリスクを伴います。
安全かつ快適にFilmoraを利用するためには、必ず以下のいずれかの正規ルートから入手してください。


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自動更新の有無・解約方法を事前に確認
Filmoraの年間プランは、購入時点で「自動更新」が有効になっているのが基本仕様です。
「自動更新」知らずに契約してしまうと、1年後に自動でクレジットカードから料金が引き落とされ、「勝手に課金された」と感じてしまう原因になります。
- 自動更新を停止にする
- 年間プランを契約する
Wondershareのアカウントページにログインすれば、「次回の更新日」「キャンセルリンク」などが確認できるので、契約後は必ず一度アクセスしておきましょう。


また、Filmoraの年間プランと永続ライセンスの価格差は最大でも約2,000円程度です。
さらに引き留めクーポンを利用することで10%〜の割引が適用されます。
引き留め時にもらえるクーポンについては、「Filmora(フィモーラ)クーポン徹底解説!最大25%OFFでお得に購入する方法」で詳しくご紹介しています。
そのため、2年以上使う予定がある場合は、永続ライセンスの方がコストパフォーマンスが高くなります。
不要な追加機能・オプション購入に注意
Filmoraの購入画面では、エフェクト素材やサポートサービスなどの有料オプションが事前にチェックされた状態で表示されることがあります。
- Filmora Creative Assets:1,999円〜
- Wondershareダウンロード保証サービス:599円
オプションが不要な場合、チェックを外します。


決済前には「注文明細」を確認し、不要なオプションや追加料金が含まれていないかチェックしましょう。
無料版はあくまでも体験版と動作確認用
Filmoraの無料版では、エクスポートした動画に「Filmora」の透かし(ウォーターマーク)が入ってしまうため、実用的な用途には不向きです。
そのため、無料版はあくまで操作性や編集クオリティを確認する「体験版」としての利用をおすすめします。
また、「永続ライセンス」は旧バージョンでも基本的な編集機能が使えるため、たまに動画編集をする程度の方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
よくある質問(FAQ)
ここでは、Filmora(フィモーラ)についてよく寄せられる質問と、その回答をまとめました。
初めて使う方や、購入を検討している方が気になりやすいポイントを中心に解説しています。
Filmoraは無料でどのくらい使えますか?
インストール後は、無料版をずっと使い続けることができます。ただし、書き出した動画には「Filmora」の透かし(ウォーターマーク)が入るため、実用的な利用には不向きです。
そのため、購入前の動作確認や操作感のチェックとして利用するのがおすすめです。
Filmoraはどこの国のソフトですか?
Filmoraは、中国・深圳(しんせん)に本社を構えるWondershare社が開発・提供しているソフトウェアです。日本語でのサポートにも対応しており、返金ポリシーの条件に該当する場合は、迅速に返金対応を行ってくれます。
ウォーターマーク(透かし)を消すには?
「Filmora」の透かし(ウォーターマーク)は、有料プランを購入することが唯一の手段です。
自動課金を止めたいときはどうすればいい?
WonderShareのアカウントセンターより、Filmoraの自動更新を「キャンセル」します。
自動更新を停止しても有効期間までFIlmoraを利用できます。
【まとめ】Filmoraは危険じゃない!
Filmora(フィモーラ)が危険と噂される理由として
- 自動課金
- 返金対応
- 広告配信
自動課金については年間プランやFilmora Creative Assetsなど自動更新を解除していないことで発生します。
残念ながら自動更新による課金は返金対象外です。
自動課金を防ぐには、購入後に自動更新を解除しておくことが有効です。
あらかじめ設定を確認しておくことで、意図しない課金を予防することができます。
返金についても、Wondershareは返金ポリシーに該当する正当な理由がある場合、速やかに返金手続きを行ってくれます。
Filmoraは、初心者でも扱いやすい動画編集ソフトとして、多くのユーザーに支持されています。
正しい知識と注意点を理解したうえで使えば、安心して動画編集を楽しむことができるでしょう。