ゲーミングPCと普通のノートPCの違いは?
繊細な動きをするオンラインゲームや長時間の映像を処理するには高機能なパソコンが必要だよ
具体的にスタンダードPCとゲーミングPCのスペック比較
スタンダードPC | ゲーミングPC | |
---|---|---|
CPU | Core i3 or Ryzen3など | Ryzen5 or Core i5 |
GPU | CPU内蔵 | グラフィックボード |
メモリ | 4GB〜 | 8GB〜 |
電源 | 60W~ | 300W~ |
排熱 | ファンレス〜ミニファン | 高性能ファン |
オンラインゲームや動画編集目的でパソコン購入を検討しているな高性能ゲーミングPCが必須。
高瀬雨のノートPCの中でもさらにハイスペックなゲーミングノートPCををご紹介します。
ゲーミングノートPCで処理能力が高いCPU、GPUを搭載。
車で例えるとターボエンジンを搭載している車だね
重量感があり持ち運びには不向きなサイズになりますが、自宅中心に作業するならオススメゲーミングPCになります。
本記事ではハイスペックでコスパがいいゲーミングノートPCの購入を検討している方にオススメしたいLenovo Legion 760の特徴と気になる点をご紹介します。
\ゲーム映像とリアル映像の区別が付かない程の滑らかさ/
※動画編集、ゲームもサクサク動作 作業時間も短縮
Lenovo Legion 760について
Lenovo Legion760 はゲーミングPCに特化したノートパソコン。
今回紹介するLegion 760のCPUはRyzen9が搭載。
- RyzenはAMD社のCPU
- Ryzen9はRyzenシリーズの中で最もハイスペックなCPUです。
Ryzen は複数処理に優れており、Intelは単一処理に優れています
CPU | AMD Ryzen7 5800H(3.20Ghz 最大4.40Ghz) | AMD Ryzen7 5900H(3.30Ghz 最大4.60Ghz) |
OS | Win11 Home 64Bit | – |
ディスプレイ | 16.0″ WQXGA IPS 光沢なし LEDバックライト HDR400 165Hz AMD FreeSyncテクノロジー NVIDIA G-SYNC | – |
メモリ | 16GB | 32GB |
ストレージ | 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe | – |
標準保証 | 1年間 Legion Ultimate Support | – |
バッテリー | 4 セル リチウムイオンポリマーバッテリー | – |
Bluetooth | Bluetooth® | – |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ (電子式プライバシーシャッター付) | – |
キーボード | RGB バックライト付 – 日本語 | – |
ポインティングデバイス | タッチパッド | – |
ワイヤレス | Killer Wireless-AX 1650 | – |
価格 | 240,632円〜 | 322,436円〜 |
\ゲーム映像とリアル映像の区別が付かない程の滑らかさ/
※動画編集、ゲームもサクサク動作 作業時間も短縮
Legion Legion 760 デザイン
Legion 760はディスプレイサイズ16インチとノートPCとしは大きめなディスプレイ。
16インチサイズの中に高機能なパーツ圧縮したノートPCになります。
Legion 760 | HP 16-c0161AX | |
CPU | AMD Ryzen™ 7 5800H | AMD Ryzen 7 5800H |
ディスプレイ | 16.0″ WQXGA IPS(165Hz) | 16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPS (144Hz) |
メモリ | 16 GB(2 x 8 GB SODIMM) | 16GB (8GB×2) |
ストレージ | 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe | 512GB SSD (PCIe Gen3×4 NVMe M.2) |
GPU | NVIDIA® GeForce® RTX™ 3070 | NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス |
価格 | 238,196円 | 267,300円 |
同スペックのゲーミングノートPCとLegion760を比較するとLegion760の方が20,000円以上安くストレージ1TBと高スペックで販売価格もお得になっています。
- CPU:AMD Ryzen™ 7 5800H (3.20 GHz 最大 4.40 GHz)
- NVIDIA® GeForce® RTX™ 3070 Laptop GPU 8GB GDDR6
- ディスプレイ:16.0″ WQXGA IPS 光沢なし LEDバックライト HDR400 165Hz AMD FreeSync
専門用語を並べられても分からない…
車に例えると排気量が大きいエンジンを搭載されているイメージ
▼Legionのディスプレイ裏のカバーはチタン素材▼
高級感が漂うボディの反面、手垢が付きやすい素材になっています。
▼Legionのディスプレイ裏のカバーはチタン素材▼
横幅15.6インチと同じ。奥行きが15.6インチよりも深くなっています。
▼正面右から見たLegion760▼
① | インカメラ OPEN/CLOSE切り替え |
② | USB TYPE-C |
インカメラスイッチはソフトでカメラのON/OFFを切り替えます。
▼正面左から見たLegion760▼
① | USB TYPE-C |
② | イヤホンジャック |
▼正面後部から見たLegion760▼
① | LANポート |
② | USB TYPE-C |
③ | USB TYPE-A |
④ | USB TYPE-A |
⑤ | HDMIポート |
⑥ | USB TYPE-A |
⑦ | 電源ケーブル |
ゲーミングノートPCだけあってポートが豊富。
Lenovo LEGINO 760 動作は快適
スタンダードPC(Lenovo/Yoga C740)とゲーミングPC(Lenovo/LEGION 760)のベンチマークを「FINAL FANTASY XV」で比較測定。
参考までにLenovo YOGA C740(GPU GPU内蔵型)でベンチマークを測定
- スコア:611
- 評価:動作困難
映像はカクカクとしてゲームとして成り立たないレベルです。
今まで使っていたパソコンに不満はなかったけど、ゲームは機能しない
参考までにLenovo LEGION 760でベンチマークを測定
- スコア:9894
- 評価:とても快適
全くストレスのないレベルです
キャラクターの動きは滑らかで実写を見ている映像
WQXGA IPS液晶 滑らかで繊細な映像を再現
Legion 760のディスプレイは16インチのWQXGA IPS液晶。
映像もきめ細やかに映し出され滑らかな動きを表現。
ベンチマークを測定していて一度も引っかかる箇所はありません。
ベンチマークも「すごく快適」と操作的に問題はありません。
臨場感あるサウンド
Legino 760の本体底部には、放熱を促進する為にカバーが網目にになっています。
底部手前側左右に2.0Wのスピーカーが2機。
スピーカーは底部に装備されている為、テーブルに音が反射し臨場感あるサウンドを楽しむことができます。
チタン製 キーボード
キーボードの素材はチタン製でキーストローク(キータッチの深さ)は浅め。
デスクトップ用のキーボードに慣れている人は、感触が軽く物足りなさを感じるかもしれません。
慣れれば軽いタッチでタイピングできて楽だよ
軽いタイピングに慣れない人は外付けキーボードの導入して見てはいかがでしょうか。
暗い場所でも文字配置がわかるイルミネーション幻想的。
Lenovo VantageでLegion 760の設定
Lenovo VantageアプリよりLegion 760の詳細設定をする事が可能。
- マクロキー設定
- オーディオ設定
- イルメーション設定
- サーマルモード設定
- パーフォーマンスモード
- バランスモード
- 静音モード
サーマルモードはLegionの使用用途に応じて、最適なパーフォマンスを発揮できる環境へ切り替える設定になります。
一瞬の動作が命取りになるゲームでは「パフォーマスモード」。
外出先でバッテリーの消耗を抑えたい時には「節約モード」など、用途に合わせたモードを選択できます。
- パフォーマンスモード注意点
- パーフォマンスモードは、Legion本体の発熱が激しく、バッテリー消耗が激しくなります。<
ゲームや動画編集を行う時には、パーフォーマンスモードで処理性能を向上。
ネットブラウジングや表計算する時は、「静音モード」や「バランスモード」でファンの可動、CPUの処理を制御してバッテリー消費や発熱を抑えることができます。
インターフェイスが充実
Legion 760はインターフェイスポートが豊富。
スリム型ノートPCはUSB TYPE-C * 2ポート USB TYPE-A * 2ポートとインターフェースが最低限のノートPCが目立ちます。
LegionはデスクトップPC並みに多くのインターフェイスが装備されています。
左右のUSB TYPE-C以外のポートは後部に配置されており、パソコン本体左右の障害にならない設計に作られています。
USB TYPE-C | 2 |
USB TYPE-A | 3 |
HDMIポート | 1 |
イヤホンジャック | 1 |
LANポート | 1 |
ゲームのコントローラーや動画編集ソフトを保存する為の外部ストレージも直接、Legion本体に挿入する事が可能。
Legion LEGION 760 気になる点
- ファンの音が気になる
- アダプタ併せると総重量3Kg
ファンの音が気になる
5分程、ベンチマークを測定するだけでファンがフル回転、
パソコン本体に熱が篭りチタン素材のキーボードに熱が伝わり熱さを感じます。
気温が高い場所でゲームや動画編集など、パソコンに負荷がかかる作業をすると「大丈夫?」って思うくらいにファンがフル回転します。
ファンがフル回転しても問題はありませんが動作が鈍くなります。
ファンの音が気になり出したらパソコンを休ませたり、涼しい環境で作業を行なって見てください。
ファンやCPUに負荷がかかると部品の稼働率も上がる為、故障のリスクも上がります。
LEGION 760の購入を検討している方は合わせて、保守の加入もオススメします。
総重量3Kg 持ち運びサイズには不向き
Legion Legion 760 本体の重量は約2.5Kg、ACアダプタが590gと合計3Kg以上の重量。
スリム型YOGA C740と比較すると厚さ、奥行きの違いが明確。
僕がメインで使用しているYOGA C740(2Kg)もバッグに入れて長時間持ち運んでいると負担に感じます。
LEGION 760は持ち運び用としてオススメできるサイズではありません。
ゲーミングノートPCの購入を検討している方はLEGION Slim750iコンパクトで持ち運びにも便利なサイズになっています。
バッテリーは内臓のため交換はカスタマサポート
Legino 760のバッテリーは内臓型のため、バッテリー交換はカスタマサポートへ交換依頼になります。
ノートPCのバッテリーはACアダプターに接常時接続ているとバッテリーの寿命が短くなります。
パソコンを使用している時は電源ケーブルを外し、使用していない時に充電。
充電がフルになったら電源ケーブルを外しておく事がバッテリーの寿命を長く持たせるコツになります。
\ゲーム映像とリアル映像の区別が付かない程の滑らかさ/
※動画編集、ゲームもサクサク動作 作業時間も短縮
Lenovo Legion 760 レビューまとめ
ゲーミングノートPCとしてはハイスペックなLegion 760。
ノートPCとしては重量感があり、持ち運びには不向きなサイズになりますがノートPCバッグに収納できるサイズ感。
主に自宅で使用するには、デスクトップ感覚としても活躍してくれるゲーミングノートPCになります。
ノートPCとしてはインターフェイスが豊富で、HDMIケーブルとモニターを接続すれば2画面のデュアルモニターとして作業効率も向上。
USBポートにゲーム、動画編集のコントローラーを接続しても余裕があるインターフェイスになっています。
持ち運びも検討しているなら、Lenovo Legion 760よりは、スリムなゲーミングノートPCLEGION Slim750iがオススメになります。
スペック重視か携帯性重視かで検討してみてはいかがでしょうか。
デスクトップPCとノートPCを2台持ちの方は、Legion 760 1台に集約しても十分に活躍してくれるゲーミングノートPCです。
\ゲーム映像とリアル映像の区別が付かない程の滑らかさ/
※動画編集、ゲームもサクサク動作 作業時間も短縮